【発達障害】小学校では、使えるものは使って、味方を沢山増やせ!

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小学校では、使えるものは全部使って、味方を沢山増やせ!

このアドバイスをくれたのは、当時通っていた民間の児童発達支援の担当の心理士さんです。
小学校入学にあたっての不安を吐露すると、このようなアドバイスをいただきました。

これまでの療育(児童発達支援)も終わってしまうし、放課後等デイサービスにも入れそうもないし…。何もなくて小学校がとにかく不安でしょうがないです!

療育の先生

学校には、担任の先生以外にも、学年主任や校長・副校長、スクールカウンセラーさんなど、関わってくださる方がたくさんいらっしゃいます。なるべく沢山の方とアポをとって、味方をたくさん作ってください!

本当にその通りで、小学校ではたくさんの先生が子どもにも私にも関わってくださり、困ったことや、子どもがトラブルを起こした際も、たくさんの「味方」(=相談先)がいると思うと心強いです。この投稿ではそれらを紹介していこうと思います。

担任の先生

まず一番関りがあるのは担任の先生です。うちの場合は(就学支援シートに散々いろいろ記入したおかげか)1年生の時の担任は、かなりベテランの学年主任の先生のクラスになりました。とにかく私とよくコミュニケーションを取ってくださる先生でしたし、ただでさえお忙しいのに、我が子に対して沢山の配慮をしてくださいました。学年があがって担任ではなくなっても、ちょいちょい気にかけてくれて、話を聞いてくださり、心強い存在です。
ただ本当に担任の先生に関しては、毎年クラス替えがありますし、(言い方は悪いですが)ガチャの要素が強いと思います。ベテランの先生でも考え方が古く、宿題やテストの配慮をお願いしても通らなかったり、子どもと相性が悪かったりする場合もあります。
担任の先生に相談しづらいことがあった時のために、以下に挙げる人やサービスをどんどん味方につけて乗り切りましょう!!

学年主任

担任が若手で頼りない、先生の方針が我が子に合わない…などという場合は、主任の先生に相談するのも良いと思います。新任の先生の場合は、主任の先生が指導係になっていることも多いです。主任の先生は、学年全体を見ていますので、例えば運動会や発表会など、学年で動くような行事の場合など、我が子のことを知っておいてもらえると安心です。

校長・副校長

校長先生はあまり関わることは少ないかもしれませんが、うちの子の学校の校長先生は、朝必ず門の前に立って挨拶をしている方だったので、付き添い登校をしていた私はかなり顔見知りになりましたし、子どもの様子もよく理解してくれていたように思います。
副校長先生は、学校に電話をかけたときはほとんど副校長先生が受けてくださいましたし、後に記述していますが、子どもが教室から出てしまい別の場所で過ごす際の付き添いをしていただくなど、なんやかんやでとても関わる機会が多かったです。副校長先生って、保育園で言えばフリーの保育士みたいな存在なんですかね…?
先生が急遽お休みになった時の授業などに入ったりもしていますし、なんでも屋さんですね…。なので、子どものことを知っておいていただくと心強いかと思います。

通級(特別支援教室)の担当教員

通級(特別支援教室)を受けている場合は、担当の教員が付きますので、教室での困りごとはどんどん相談できるかと思います。「通級の先生は発達障害の専門じゃない!」というような声もあったため心配していましたが、うちの学校の場合はそんなことはなく、どの先生も1年間みっちり息子と向き合っていただき、息子も(学校は嫌いですが)通級の時間は楽しい時間を過ごせているようですし、担任との橋渡しもしっかりしていただいています。毎年担当は変わってしまいますが、どの先生もオリジナルの教材を用意してくださったり、オーダーメイドの指導で、中には熱心に発達障害に関する研修を受講されている先生もいらっしゃいました。うちの場合は通級は週1回なのですが、その日に行った活動を詳細に報告していただき、そのファイルが毎週回ってきます。そのファイルに親が記入する欄もあるので、その週に困ったことや、友達とのトラブルがあった場合は書いておくと、通級指導内で振り返りや、課題の選定に役立てていただけました。
面談は年に2回の設定でしたが、「担任も同席してほしい」など、要望も聞いていただけましたし、面談の時期でなくても相談事があった場合は対応してもらえます。

特別支援教育コーディネーター

「特別支援教育コーディネーター」は、学校での特別支援に関して、保護者との連絡窓口となる先生方です。学校組織に詳しくはありませんが、おそらく「生活指導主任」とか「いじめ防止担当」など、教職員担当にそれぞれ係のようなものが割り当てられており、その一つです。(学校によってシステムは違うかもしれません。)
もし年度初め4月に配布されるプリントで、「先生紹介」なんかと一緒に「教職員組織」なんかの表も書かれていたりするので、確認してみてください。
いまは通級は通っていないが、問題が多いので通級を申し込みたい、ですとか、支援級に転籍しようか迷っている…等々、誰に相談していいかわからないときなどに、「特別支援教育コーディネーター」の担当になっている先生にとっかかりになっていただくのも良いと思います。
ほかに、特別支援教室(通級)コーディネーターというのもあるようです。どちらも、特別支援に理解や知見のある教員が担当することが多いようです。

スクールカウンセラー

うちの子の学校では2名のスクールカウンセラーの方がそれぞれ週1日ずつ担当されています。
学校だよりに小さく案内が書かれているだけだったりするので、実際どうやって利用すればいいのかわかりにくい場合もあるかと思いますが、担任や、担任に言いずらい場合は別の先生や養護の先生などに相談しても繋いでくれると思います。
親との相談ももちろん受けてもらえますが、子どもからの相談もOKですので、「先生に言いにくいことは、〇曜日の〇教室にカウンセラーの先生が来ているからね。困ったことがあったらその先生に言ってもいいんだよ。」と子どもには教えてあります。実際うちの子の場合は自分から相談しに行くことはないと思いますが…。高学年女子なんかは、自分で利用できる子もいるかもしれません。
秘密は厳守していただけますし、これは上の方に齟齬のないように伝えてもらい、どうにかしたい、ということに関しては、間を取り持ってくれたりもしました。
心理士の資格を持った方なので、何もなくても定期的に面談を設定してもらい、子育ての悩み相談相手になってもらうのも良いと思います。

スクールソーシャルワーカー

うちの自治体の場合、各学校に一人しか配置されておらず、かつ週1回くらいしかいらっしゃらないため、なかなか影の薄い存在で、そもそもどうやって繋がったらいいの!?という存在ではあるのですが。自分の場合は担任の先生に、スクールソーシャルワーカーさんにも相談してみませんか?と声をかけていただいたのをきっかけに、面談の日程を調整していただけました。
学校内での困りごとだけではなく、育児全般での困りごとに対して、自治体のサービスにつないでいただきました。特に自治体のサービスに繋いでほしい、などの要望がなくても、相談できる人を増やす、という意味で、一度コンタクトを取ってみるのも良いと思います。スクールカウンセラー(心理士さん)とは違った観点で、解決の糸口が見えるかもしれません。

教育相談所(教育委員会)

市や区の教育委員会(教育相談所)のホームページ等を確認していただくと、学校での困りごとの相談を受け付けている場合もあります。ただ、ここは先生に相談しても全く解決しない、学校ではどの職員にも相談しにくい内容の場合など、最終手段かなと思います。こちらに相談すると、教育委員会担当が、担任の授業や教室を視察に訪れたりしますので、若干大ごと感が否めません。

その他、学校関係者(養護の先生、シルバーさん、などなど)

息子の場合、1年生のころは立ち歩きや教室から飛び出してしまうことが何度もありました。
気持ちが落ち着くまで、別室で過ごしていたようですが、その際に、その時に手の空いている職員の方々が付いていてくださったようです。いろいろな先生にご迷惑をおかけし、おそらく学校職員の間では問題児で有名になったかと思います…。
そのおかげで、新学年になって新しい担任になっても「〇〇君ね」と、すでに性格や特性を知っていただけていたり、子どもにとっても全く初めましての先生ではない、という状況でした。
うちはあまりお世話になっていないのですが、大人しい子や不安の強い子、教室に行きづらい子は「養護の先生(保健室の先生)」にお世話になる方も多いと思います。
また、登校時に校門でよくグズグズしていたので、見守りのシルバーさんや、毎日校門前の清掃をしていた職員の方にも大変お世話になりました。私も当時一緒に登校していたので、こんな特性があって、登校時こんな感じになります、すみません、(あわよくば助けてください…)とあらかじめ軽くコミュニケーションを取っていました。

放課後等デイサービスの「保育所等訪問支援」

放課後等デイサービスを利用している場合、「保育所等訪問支援」のサービスが利用できる場合があるので、確認してみてください。
「保育所等訪問支援」とは、学校(小学校・中学校・高校・特別支援学校など)に、療育の専門職が訪問し、以下のような支援を行う制度です。

・学校での集団生活への適応をサポート
・授業中の困りごとへのアドバイス
・教員への支援方法の助言
・本人の特性に合わせた環境調整の提案

私は放課後等デイサービスでのこのサービスを利用したことがないのですが、入学前、保育園でとあるトラブルがあった時に、私と園長先生との考えが食い違い、悶々としていたところ、民間の児童発達支援の先生が間に立って園長先生とお話ししてくださり、なんとか収まった、ということがありました。学校の先生があきらかにわが子の対応に困っている!とか、先生の対応、そうじゃない!みたいなことがあったら、放課後等デイサービスに相談してみて、間に立っていただくようお願いしてみるのもよいと思います。

小学校での相談先まとめ

私の場合ですが、学校で困ったことがあった場合の相談順序は今のところ
担任or通級担当>スクールカウンセラー>以前担任でお世話になった先生
の順番かなと思います。スクールソーシャルワーカーの方に、市の子育て相談窓口にも繋いでいただいたので、学校以外の、家庭のことなどもひっくるめて相談したいときはそちらも利用しています。
子どもがトラブル系なので、ママ友はほとんどいません(恐れ多くて作れない)が、学校内に味方がたくさんいてくれると思うと、何かあった際も心強いです。

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この記事を書いた人

小学生の息子を育てながら働くワーキングマザーです。
息子はADHD・ASD・LDの特性があり、幼児期から療育や支援サービスを利用してきました。 現在は普通学級に通いながら、通級指導教室や放課後デイサービスを併用し、日々の生活や学習をサポートしています。
このブログでは、これまでの経験や試行錯誤の中で得た気づき、便利だったサービスやアイテムなどをまとめています。 同じように子育てに悩む方のヒントになれば嬉しいです。

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