プー・ルイ率いるPIGMONZが武道館へ行くための施策を勝手に考えてみた

目次

3年で収容人数約1万人の武道館を目指すために必要なこと

もちろん本人たちの努力や、時代の流れ、運や縁なども関わってくるだろう。ただ、それだけでどうにかなる世界ではない。この記事ではもっと市場を冷静に分析し、武道館チケットを完売するために必要な人員をいかにして確保していくかを考えてみたいと思う。

スタートはキャパ約300人のGARRET udagawa

デビューライブはキャパ約300人のGARRET udagawaで、見事SOLD OUTした。今後始まるツアーでも、数百人規模のところが中心であるが、6月のラストでは600人キャパのSpotify O-WESTが2日間、である。最終日には新メンバーのお披露目もあるらしいので話題性はあるが、まだ「うらどる」を追っている既存ファンたち向けの「内輪が喜ぶ企画感」が拭えない。さらに1000人、2000人となってくると、新規ファンも増えないと厳しくなってくるだろう。デビューライブはほぼ既存ファンであったから、かなりの盛り上がりを見せたが、初めてライブに行く人はもしかするとあの「内輪の盛り上がり」は引いてしまい、かえって行き辛さを感じてしまう要因にもなりかねない。そこは今後課題である。

武道館を埋めるのに必要なSNSフォロワー数と現在のフォロワー数

2026年3月現在、メンバー3名のXのフォロワー数は下記のようになっている。

プー・ルイ 約69000フォロワー
ユメカ 約33000フォロワー
サン 約3600フォロワー

PIGMONZ公式 約5500フォロワー

プー・ルイすげえ…。
では、2025年8月に武道館公演を行った、iLiFE!(あいらいふ)のフォロワー数を調べてみよう。

iLiFE!公式 約32万7500フォロワー

え。次元が違うやん。各メンバー個のXフォロワーも軽く10万超えている。2021年に日本武道館でワンマンライブをする目標を公表し、2025年に実現した「いぎなり東北産」ではどうか。

いぎなり東北産公式 約54000フォロワー

iLiFE!に比べるとだいぶ現実的な数値になってきたぞ。しかしここは事務所がでかい(スターダスト)だからな…。ちなみにAIによれば、(抜粋)

公式X(グループアカウント)
■ 最低ライン:5〜7万フォロワー
■ 現実的に武道館を埋められるライン:10〜15万フォロワー
→ このあたりから“武道館ワンマン”が現実味を帯びる
→ 広告・コラボ・メディア露出が増え、動員の底上げが可能

メンバー個人フォロワー数
■ 最低ライン 各メンバー 1.5〜2万フォロワー
■ 現実的に成功しやすいライン 各メンバー 3〜5万フォロワー

なぜこの数字になるのか(動員の計算)
武道館のキャパは約12,000。
地下アイドルのフォロワーは「1〜3%しか動員に変換されない」のが一般的。

AI基準で考えると、プー・ルイ、ユメカは元からのファンを引っ提げているので、フォロワー数の最低ラインはクリアしているだろう。新メンバーであるサンも、少なからず元からのファンはいるが、アカウント自体はゼロスタートである。今後またオーディションで新メンバーも増える予定だ。
また、メンバーのフォロワー数に比べて、公式のフォロワー数が少ないのは課題だろう。(メンバーの誰かをフォローしていれば、公式情報はリポストされてくるので、公式をフォローしてしまうと2重にツイートが流れてくるため公式はフォローしない人もいる。)

現在のファン層の分析と、見込みファン層の分析

現在のファン層を図にしてみた。点線の範囲が武道館に必要な要因の範囲とする。現在、PIGMONZのライブに行ったり、積極的にYouTube配信やSNS配信に反応しているのは主に「既存ファン」が中心である。

ファン層略図

赤枠の「少し興味がある層」への【囲い込み施策】と、まだ「知らない層」へ認知させる【新規獲得施策】について、以下のように考えてみた。

見込みファン層の囲い込みと、アップセル施策

ファンクラブの無料会員枠の開設

ファンクラブというものは、どこも「有料サブスク」であることが多い。PIGMONZのファンクラブ「ぴぐもんずのひみつきち」も月額550円(税込)となっている。しかし、PIGMONZにしろ、他のアイドル、アーティストにしろ、たまたま楽曲や動画等を目にして「いいじゃん聞いてみよう!」「プレイリストに入れとこう」「動向を追いたいな」と思っても、すぐにファンクラブに入ろうはしない。現在のシステムでは、Xをフォローするか、YouTubeをチャンネル登録する程度だろう。その程度では「見込みファン層」→ライブに足を運んでくれる層→ファンクラブに入会して課金してくれる層、までアップセルするのはなかなか難しい。

単品通販の、定期購入へのアップセル施策の例

ファン獲得への施策の参考としたいのが、「単品通販の定期購入へのアップセル施策」である。
「単品通販」とは、販売する商品の種類を絞って販売するもの。
例えばGoogle検索で「膝関節 サプリ」と打ってもらいたい。すると上の方に「スポンサー広告」としていくつかのサイトが表示される。これが「Landing Page」というもので、特定の商品を売る、スポンサー広告をクリックした先の受け皿として用意されたページである。そのページは特定の商品をとにかく売ることだけに特化しており、だいたい正規の価格の半額や、お試しサイズなどで安く購入できると謳っている。
そこで興味を持ってもらったユーザーに購入してもらい、まずは「無料会員」として登録してもらう(囲い込む)ことで、その後の「定期購入」施策へ繋げるべく情報を発信できるようになる、というわけだ。
このような単品通販商品を購入したことがある人はご存じだろうが、この流れで商品を購入(無料会員登録)すると、
・定期購入するとこんなにお得!というキャンペーンメルマガが送られてくる。
・申し込み締め切りまであと●日!のように、あおってくる。
・誕生日やら、そうでなくても定期的にクーポンが送られてくる
少々ウザいが、完全に定期購入のほうが価格もお得だったり、その他の特典もついてきたりするので、もし商品が気に入って継続して使用したいな、となった場合は定期(=有料サブスク)に申し込みする流れになるだろう。

※ECサイトにおける定期購入は有料会員ではない。あくまでサイトに登録するのは無料である。定期購入はストップするまで引き落としがあるので、「有料サブスク」という表現をした。

無料会員特典の拡充と有料会員特典の差別化

現在「ぴぐもんずのひみつきち」の特典は以下となっている。

・FC先行チケット抽選
・バースデーメッセージ
・FC限定生配信(不定期)
・FC限定映像コンテンツ(不定期)

上記特典が月額500円(税込)でうけられる。
無料会員囲い込み施策をするとしたら、

有料会員特典
無料会員特典・先行チケット抽選
・限定生配信(アーカイブも視聴可)
・限定映像コンテンツ
・シークレットグッズ購入クーポン
・バースデーメッセージ
・限定生配信(最初の10分まで)
・限定映像コンテンツ(最初の10分まで)
・メールマガジン
・シークレットグッズ購入権利

大まかにいうと、がっつりライブにいくぜ!という層を有料会員(サブスク会員)とし、それ以外の「まだライブに行くって程でもないけど、曲好きだし情報ほしい」とか「(地方に住んでいる、子育てしている、学生であんまお金ない等)ライブになかなか足は運べないんだけど、好き!!もし機会があったらライブ行きたい!」くらいの層を、無料会員枠で【囲い込んでおく】。

生配信や映像コンテンツも「最初の10分のみ視聴可」とし、以降は「有料会員登録へ」、アップセルに繋げる。ライト層で、「近くでライブやるじゃん!これなら行きたい!」「このコンテンツが気になる!これだけは続きが見たい!」という一時的に有料会員になりたい欲求にも答える。

一時的に有料会員になるユーザー(欲求が満たされたら有料会員を解約してしまう)への対策としては、「先々こんなことをやるよ!このまま有料会員でいてね!」という情報を畳みかけるとよいだろう。
「進研ゼミ(ちゃれんじ)」で有名なベネッセコーポレーションでは、学年の区切り(3月~4月)での退会を阻止するために、半年前から次学年の「魅力的な付録」の情報をガンガン送り、「今なら好きな色を選べる」と謳い、「好きな色を選ぶ手続きをさせる」=次学年への継続をさせる、という手法を行っている。うますぎる…やめるタイミングがない。

新規ファン獲得のための施策案

武道館にいけるだけの要員を集客するには、既存の「見込みファン」「ライトなファン」だけでは全く足りない。「新規ファン」の獲得が絶対に必要になってくる。
「新規ファン」は、これまでのプー・ルイの数々の物語も知らないし、ユメカやサンの前世も知らない。そもそもWACK自体知らなかったり、知っていてもネガティブな印象を持つ者もいるだろう。この中で新規ファンを獲得することは容易でないことは想像に容易い。
曲や動画を「バズらせる」(ヒットさせる)ことが最重要であるが、自分は音楽や配信の知識がないため、ここではあえて別の企画で認知度を上げていく案を考えた。

全国津々浦々のマラソン大会へ出場してみる

WACK界隈のアイドルといえばマラソンが熱い。オーディションでは朝マラソンが定番であるし、近年、GANG PARADEメンバーの数人が、東京マラソンを完走した直後にバリバリのライブに出て、ということがあり度肝を抜かれた。
東京マラソンは参加が抽選になってしまうし、ギャラリーも多いので少々危険も伴う気がするが、日本全国いろいろなところでマラソン大会というものは行われており、フルでなくても、10キロや20キロでの参加も可能だ。大会中に宣伝活動はできない規定が多いだろうが、もし大会主宰者と交渉可能であれば、「ドキュメンタリー動画中に大会や地域の紹介を行う代わりに、PIGMONZのTシャツを着ての参加を認めてもらえないか」とかけあってみるのも良いかもしれない。ダメもとで。地方でのマラソン大会は、地域活性の役割もあるので、それに貢献できれば歓迎されるかもしれない。

ボタンティアをするアイドル「ボラドル」になる

大谷翔平選手の「マンダラチャート」をご存じだろうか。目標を達成するために「どうするか」を書きだしたシートであるが、転載するわけにいかないので詳しくはこちら!
大谷翔平選手の「マンダラチャート」

その中で、真ん中の下部のほうに注目してほしい。
「運」と書かれた文字の周りに、「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「道具を大切に使う」「プラス思考」「応援される人間になる」「本を読む」とある。
ここぞばかりの時にいい波が来たり、ピンチの時に神が降臨したりするのは、大谷選手のこのような日頃の行いがあるからこそ!ということで、「誰かの役に立つことをする」のはどうか。アイドル活動とは別になってしまうが、例えば「PIGMONZがなんでもお手伝いに向かいます!その代わりに、終わったら曲を披露させてください!」という企画はどうか。
海辺のごみ拾いを地域の人と一緒にやって、その後どこかでミニライブをさせてもらう。海辺でも公民館でも。
老人ホームでお年寄りの話し相手をする、その後その場で曲を披露する。
高校の文化祭でダンス部に混じって発表する。その後体育館で曲を披露する。
逆にまだファン層の範囲が狭いうちに「PIGMONZと一緒にゴミ拾いしよう!」とかでもいいと思うんですよね。

お祭り男ならぬ、お祭りアイドルになる

「世界の果てまでイッテQ」という番組で、宮川大輔が世界のお祭りに参加する企画が面白い。
世界に出るのは難しいが、日本でも大小さまざまな、ユニークなお祭りがある。そんなお祭りに参加しつつ、ミニライブをちゃっかりやらせてもらうのはどうか。
地域のお祭りは地域のPRや観光呼び込みの趣旨もあるので、YouTubeで紹介したら喜んでもらえるかもしれない。

キャパが数百人程度の今だからこそできる…ぜーんぶ手売りチケット企画

まだ小さな箱のライブ会場だからこそできる…チケットをすべて手売りだけで売る企画。
どこか会議室やフリースペースを借りてもいいし、リリースイベント後に手売りの時間を設けてもいい。
ライブ当日に会場を見渡して、「この会場に来てくれたみーんな!!私たちがチケットを手渡した人たちです!キャー!」っていうのをやってほしい。(転売や譲渡はあるかもしれないが…)

まとめ

色々とかなり好き勝手に書いてしまった。もしメンバーや関係者が目にすることがあったらごめんなさい。笑ってください。
プー・ルイは3年という短い期間での達成を掲げている。オーディションの中で「時間がない」とも言っている。新メンバーにも「成長のスピード」を求めているし、経験者には即戦力を求めている。なぜそんなに急ぐのか。本人の中でリミットを決めているようにも見える。
しかし、武道館を埋めるのは並大抵のことではない。急ぎすぎて最終手段で「武道館で解散します!」と宣言して集客する解散商法だけは使わないでほしい。
PIGMONZの検討を祈る!

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この記事を書いた人

ただの一般人です。
日常のこと、趣味の活動を、マイペースに書いています。 過去の体験なんかも思い起こして書いています。
一人旅が好き、手作業(工作・DIY・PC作業)が好き、WACKのアーティストが好きな体力なし人間です。
なにかの専門家でも業界人でもないですが、暇つぶしになれば幸いです。

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